平湖は歴史が非常に長い。大墳塘遺跡から出土した文物は、6千年前、先祖はこの土地で労働し、生活してきて、馬家浜文化、良渚文化を作り出したことを実証した。20世紀90年代以来、平湖市は相次いで平丘墩遺跡、戴墓墩遺跡、大墳塘遺跡、図沢遺跡などを発掘した。馬家浜文化や良渚馬橋文化時代の非常に値打ちのある文物がたくさん出土した。2004年、荘橋墳遺跡は中国社会科学院考古フォーラムに「2004年度中国考古六大発見」に選ばれた。傑出した人物が出て平湖市が有名になってきた。三国時代の陸績、陸雲、南宋時代の名将劉琦、画家趙孟堅、清時代の「天下第一清廉」学者陸稼書、世に類のない人材・高僧李叔同、書画大家陸維釗、呉一峰、陳巨来など枚挙にいとまがない人材が輩出する。
    ここ数年、平湖の文化、体育も盛んに発展し、関連施設もだんだん整備され、市民の活動が多種多様である。陸維釗書画院、呉一峰芸術館、民俗風情館、博物館、図書館、李叔同記念館、体育館、運動場などは相次いで建てられた。2008年、浙江省体育強県（市、区）となり、文化部に「中国民間文化芸術の郷」と名づけられた。平湖鉢子書、平湖派琵琶は国家レベルの非物質文化財保護リストに入れた。平湖文化の精髄として、スイカ灯篭フェスティバル、竜舞、鉢子書は世界に名高いのだ。